たばこの影響

asahi.comより引用 

 

たばこ顔(スモーカーズ・フェース)という言葉がある。 

顔全体に細かなしわがあって、ほおがこけてたるみ、鼻の脇から口元にかけての線やしわが深いのが特徴。肌荒れや吹き出物、開いた毛穴が目立つ。年齢の割に老けた印象を与える。 

東京女子医科大病院で禁煙外来を担当する阿部真弓講師(呼吸器内科)は「喫煙者かどうかは、顔を見れば9割は見分けがつく。いくらエステに通っても、たばこを吸っていては意味がない」と話す。

 

たばこに含まれるニコチンは  

毛細血管を収縮させ、血のめぐりを悪くする。燃える時にできる一酸化炭素は血液中のヘモグロビンと結びつき、酸素を運ぶのを妨げる。

 

たばこの煙は

女性ホルモンの分泌を抑え、細胞を傷つけて老化を引き起こす活性酸素を発生させる。活性酸素を抑えるのに使われるのがビタミンC。たばこ1本で約25ミリグラムが使われると言われる。4本で、厚労省が定める栄養所要量1日100ミリグラムを帳消しにする。


女性ホルモンやビタミンCは、

新陳代謝や肌に弾力を与えているコラーゲンの生成にかかわっている。表皮の角質層が荒れれば化粧のノリも悪くなる。それで、美容に悪影響が出てくる。
  
たばこ顔からの脱皮はできる。

ただし、ニコチンで抑えられていた食欲が増すので、体重の増加を心配する人は多い。しかし,禁煙すれば、酸素不足が改善され、運動能力は高まる。意識して歩くなどすれば余り心配はない。不健康にやせた状態が元に戻り、しわも伸びると考えてほしい。

 

歯は

タールの付着で黄色っぽくなり、歯茎はメラニン色素の沈着で黒ずむ。

 

歯茎の黒の有無と喫煙の有無は約8割で一致。

喫煙期間が長い人や本数が多い人ほど面積も広い傾向がみられる。

 

歯周病の危険性も高まる。

 

歯茎への血のめぐりが悪くなる上、白血球の機能が落ち、歯を支える骨が下がっていく。

色が薄い若い人なら、禁煙後半年ほどで改善される。

 

細菌と肺や気管支に沈着したタールのにおいが混ざり合って、独特の口臭も生む。 

 

たばこや排ガスに含まれる有害物質ベンツピレンが肌に付くと   
  
1平方センチ当たり400ナノグラムを塗っただけでは変化がないが、紫外線(UVA)を当てるとネズミも人も炎症が起きた。

さらに、ネズミの皮膚に0・4ナノグラムを塗って夏の1時間分に相当する紫外線を3週間計9回当てると、黒いシミが生じた。この量は、たばこの上20センチの位置で腕をさらし、1本分の煙を当てたのと同じ量だ。

UVAにより、ベンツピレンが刺激物質に変化、メラニン色素が過剰につくられたとみられる。小島肇夫(はじめ)副主幹研究員は「UVAはガラスを通りやすい。喫煙者と昼間ドライブする時は注意が必要。」と言う。

 

美容面の他、喫煙や受動喫煙には様々な危険性がある。

肌や口と同じように、変化は目に見えないだけで全身に起こっている。早く禁煙しただけ病気の危険性は低くなる。
  
厚労省研究班の推計によると、

・ たばこで早死にする人は             国内で年間10万5千人。

・ 肺がんで死亡する危険性は      非喫煙者の2〜4倍

・  心筋梗塞(こうそく)や脳卒中は  1.7倍。

・  妊婦では                              胎児の発育障害や早産の危険性が高まる。
・ 肺気腫、ぜんそくとも関係が指摘され、                

喫煙者と同居する非喫煙者も肺がんなどの危険性が高まることが知られている。

受動喫煙対策が課題である。

禁煙するには → まゆみ先生の禁煙外来をご覧下さい 

      

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